隔週90分レッスンで通ってくださっている大学生Uちゃん。
音楽大学だけど、ピアノ科ではなく音楽療法科で勉強する彼女ですが、実はピアノも相当弾ける!という事でサックスの伴奏を頼まれたとか。
さすがトマジ。真っ黒楽譜!!😂
この曲をそれらしく弾きこなしているのも大したものですが、「楽譜見ている余裕がない」と彼女は暗譜で弾いていたのです!😵
しかもレッスンで途中で止めても、ちゃーんと理解して途中から弾き始める。
そういえば3月の発表会で、ヴァイオリンの生徒さんの伴奏をしてくれた時も、途中から空調のせいで楽譜がふわーりと閉じた状態だったけど涼しい顔で弾いていたね…😂
本番では一応楽譜を譜面台に置いておく事をお勧めしましたが…
そういえば、最近読んだTh.W.アドルノの音楽社会学の本での室内楽の項目で、20世紀初頭の名カルテットkolish quartettが、全ての演奏において暗譜で演奏していた、と書いてあったっけ。
Quartetの演奏を全員暗譜で…。
聞くだけでドキドキするようなシチュエーションですが、それだけの集中力をもった準備と演奏という事。
室内楽を暗譜では弾く勇気はまだ私にはないけど、それくらいの高みを常に目指して取り組まねば、とあらためて身が引き締まったのでした。
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